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活動予定・報告

活動報告

2016年05月31日
協会日記44(5/30)

目の見えない人は、おもに聴覚(聞くこと)と触覚(触ること)で周囲のことを判断します。

犬の排便のときには、リード(引き綱)を通して手に伝わる犬の動きや歩く音、犬の背中を触ってウンチかおしっこを判断すること、ウンチにおいては袋の上から触ることで便の量や硬さがわかり、犬の健康状態を把握することなど、触覚と聴覚で多くが判断できます。

しかし、聴覚と触覚で視覚をすべてカバーできるかといえばそれはとても難しいことだと思います。どうしても見ないとわからないこともあります。たとえば、地面のウンチを拾うときに、コロコロのウンチなら、転がってしまうとなかなか拾いにくく、一粒だけ取り残すということもあります。またその逆でウンチが柔らかい場合もきれいに拾い上げることはできません。見えていれば、汚れをきれいにふき取ることはできますが、見えないとなかなか難しいものです。

盲導犬ユーザーさんは、盲導犬と一緒に行動することで周囲の人たちが迷惑しないようとても気を配っていますが、その中でも犬の排泄は、地面や床を汚していないか、臭いは残っていないかなど、とくに気を使うことのひとつです。(時間切れにて次回に続きます。申し訳ありません。)


今日30日、旧犬舎から木香テラスに犬たちと器具類等、すべて移行しました。約1か月近くの引っ越しの完了祝いで職員でちょっとした食事会を木香テラスで行いました。写真はその様子です。

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