
「昔のように風を切って歩きたい」
「子供と手をつないで歩きたい」
「朝夕の散歩を気兼ねなく続けたい」
「好きな時に買い物に行きたい」
盲導犬と歩く、生活する理由は人それぞれです。
私たち関西盲導犬協会の職員は、それぞれの盲導犬生活を、全力でサポートします。
盲導犬を申し込んでから貸し出し(貸与)されるまでの期間は、およそ半年から1年ほどです。
視覚障害者手帳をお持ちの18歳以上の方であれば、職業や居住地域に関係なく、盲導犬の貸与をお申し込み頂けます。5年、10年前と比べて、盲導犬の供給能力が向上し、より気軽に盲導犬を申し込んで頂けるようになりました。
盲導犬は室内で飼育して頂きますが、特に広いスペースを必要としません。また、盲導犬は無料で貸与されます。他に犬や猫を飼っているご家庭でも、ほとんどの場合問題ありません。少しでも興味のある方は、ぜひお気軽にご相談下さい。
お電話番号は0721-24-0323です。
以下に、申し込みから貸与までの大まかな流れをご紹介します。

まずは、盲導犬と体験歩行していただき、風を切って歩く感覚を体感して下さい。
盲導犬との歩行は、晴眼者(目が見える方)の歩行とほとんど変わりません。
最初は怖く感じるかもしれませんが、左手の力を抜いて、右手を振って、胸を張って歩きましょう。
次第に「風を切って歩く」感覚がお分かりになると思います。
体験歩行を受けたのち、指導員から盲導犬との歩行や生活について、詳しい説明を受ける事ができます。質問があれば遠慮無く聞いて下さい。体験歩行は、京都府亀岡市の訓練センターで行なう事ができます。興味のある方は事前に電話予約願います(0771-24-0323)。
また、毎月第2木曜日の午前中、大阪市の長居公園にて盲導犬との体験歩行が行なえます(午前10時に長居障害者スポーツセンター玄関に集合です)。月によって変更がありますので、事前に訓練センターまでご確認願います(0771-24-0323)。
体験歩行や指導員との話を通じて、さまざまな情報を得る事ができると思います。次の段階は盲導犬貸与の申し込みと面接です。申し込みをされる場合、訓練センターから申し込み用紙をお送りしますので、それをご返送いただきます。申し込み用紙は点字版も用意しています。
また、申し込みはいつでも保留およびキャンセル可能です。たとえば、家庭の事情で1年間は共同訓練を受けられない場合、申し込みと面接を済ませたのち、1年間保留ということで問題ありません。盲導犬の貸与は原則として申し込み順で受け付けておりますので、まずはお申し込み頂いたほうが、のちのち柔軟に対応できる可能性が高いです。
さて、申し込み用紙が訓練センターに返送されてきましたら、日時を打ち合わせた上で、指導員がご自宅に面接に伺います。盲導犬と歩く可能性のある場所、排便場、犬の寝場所などをシュミレーションしながら、お話をうかがいます。この面接内容を持ち帰り、複数の指導員が、盲導犬貸与の可能性や必要とされる犬のタイプなどを話し合い、今後の方向性を決定します。場合によっては、共同訓練に入る前に白杖での歩行指導を受けることをお勧めしたり、盲導犬との歩行は困難と判断することもあります。

体験歩行や面接の結果をもとに、「この方の歩行速度や住環境を考えると、どの犬がパートナーとして適当か」ということを考えます。これを「マッチング」と言います。複数の訓練士や指導員が話し合い、結論を出すのが普通です。
パートナーが決まると、その盲導犬との歩き方や世話の方法を学んで頂くために、共同訓練と呼ばれる訓練を行ないます。
通常、共同訓練は約4週間の合宿訓練で、京都府亀岡市の訓練センターにて行なわれます。週末は訓練がお休みの事が多いですから、家に帰って頂く事も可能です。また、平日の5日間家をあける事が難しい方のために、柔軟なスケジュールで共同訓練を行なう事もあります。

無事に共同訓練が終了したら、それで終わり、ではありません。むしろ、自宅での盲導犬との生活が始まるここからがスタートです。関西盲導犬協会では、共同訓練終了後すぐに指導員が自宅に伺い、2〜5日間の現地訓練を行ないます。その後、1ヶ月、6ヶ月、17ヶ月後にそれぞれフォローアップを行ないます。盲導犬との生活や歩行がうまくいっているかどうかを観察し、気になる部分や問題点があれば細かいところまで話し合い、指導します。
もしユーザーさんの体調が思わしくないなどの理由で盲導犬を一時的に預かる必要がある場合は、訓練センターにて犬をお預かりすることができます。また、盲導犬は10歳〜11歳で引退させ、余生を引退犬ボランティア宅で過ごさせるのが理想です。関西盲導犬協会では、原則として10歳の誕生日をもって引退させる、としています。
以上で流れの説明を終わります。
お問い合わせはお電話で0771-24-0323までどうぞ。