協会について

- 協会の理念
-
質の高い盲導犬を育成し、目の不自由な方のQOL向上に貢献します。
犬の個性を尊重し、その一生に責任を持ちます。
皆様から託された寄付金を最大限有効に活用します。
盲導犬ユーザー、ボランティア、支援者、職員のつながりを大切にします。
協会のご紹介
協会概要

名称:公益財団法人 関西盲導犬協会
設立:1980年11月30日
会長:平芳一法(ひらよし かずのり)
事業の目的:
視覚障がい者が行きたい時に、行きたい場所に、安全に行ける社会の実現を目指し、関西盲導犬協会では、質の高い盲導犬を育成し視覚障がい者に無償で貸与、視覚障害者福祉の向上に貢献することを目的として、以下の事業を行っています。
1.盲導犬および視覚障がいに関する事業
2.相談事業
3.普及啓発事業

ごあいさつ
平素より当協会の運営に対し、深いご理解と厚いご支援を賜り、深く御礼申し上げます。
さて、SNSの普及は、盲導犬ユーザーの情報発信も促し、盲導犬に関する様々な話題が提供されています。盲導犬とユーザーの心和む日常の風景など、盲導犬を理解していただくのに役立つものがある一方、盲導犬が虐待されているのを見た・聞いたといった情報が流れることがあります。そして、すぐに「盲導犬はかわいそう。盲導犬なんてなくなればいい」といった意見がアップされます。中には事実が伝聞を重ねることによって歪曲されているものもあるようです。また「目の見えない人が犬の世話なんかできるはずがない」といった目の見えない・見えにくい方への誤った認識がそのまま流されていることもあります。
盲導犬への不適切な扱いが指摘された場合は、その事実の有無を当該育成団体が確認し、 必要があれば、問題を改善するための適切な対応をとっております。当協会においては、職員だけでなく、盲導犬ユーザー、ボランティアの方々を含め、盲導犬にかかわる全ての人が animal welfare(動物福祉)の概念を理解し、 適切に接することができるように心がけて活動しており、一昨年に行われた国際盲導犬連盟(IGDF)による査察においても高い評価を得ております。この適切な状況を維持することに努めるのはもちろんのこと、広報・啓発活動を通じてより多くの方々に、目の見えない・見えにくい方への正しい理解と、盲導犬育成にかかわる私たちの思いを理解していただくことが重要です。盲導犬を通してanimal welfareを理解し、動物と共生できるよりよい社会が実現することを願ってやみません。
「今日、まちで盲導犬を見たよ。あの犬は頑張っていて偉いね」ではなく「目の不自由な人が楽しそうに盲導犬と歩いていたよ。一緒にいる犬も幸せそうでいいね」と思っていただけるよう努力を重ねてまいります。今後とも、この事業を継続できますよう、皆さまのご支援とご協力をお願い申し上げます。

公益財団法人
関西盲導犬協会
会長 平芳一法
1.盲導犬および視覚障がいに関する事業

①盲導犬の貸与
盲導犬を希望する視覚障がい者からの申し込みを受け、面接を経て、適切な盲導犬の使用および飼育管理ができると判断した方に、訓練犬との歩行指導(共同訓練)を行います。そして、共同訓練修了した方に盲導犬を無償で貸与します。
②盲導犬の育成
盲導犬として適した素質や血統を持つ犬を計画的に繁殖し、盲導犬育成の訓練プログラムにそって育成します。訓練は、人の指示を聞くことを学ぶ基本訓練と、視覚障がい者が安全に歩行するために必要な誘導訓練、そして人と共に暮らすために必要な生活訓練があります。おおよそ3か月ごとに適性テストを実施し、約1年後、最終テストと健康チェックに合格した犬を盲導犬とします。
③盲導犬ユーザーのフォローアップ
貸与後、盲導犬が引退するまでの約8年間は、必要に応じて専任の歩行指導員が継続的なアフターケア(フォローアップ)を行っています。
④盲導犬の保健衛生管理
引退が近づいた盲導犬に対しては、健康な状態で引退できるようより細かな健康診断を行っています。また、繁殖犬・パピー・訓練犬・リタイア犬の健康管理や衛生管理の他、リタイア犬に対する医療費助成なども行っています。
⑤盲導犬訓練士および歩行指導員の養成
研修会等に関係職員を派遣し、訓練士・指導員の資質の向上に努めています。

2.相談事業

「お店から入店を拒否された」といった盲導犬ユーザーからの相談、「盲導犬ユーザーの盲導犬の扱いが気にかかる」といった一般の方からの情報提供、「どのように受け入れたらいいのかわからない」といった事業者の方からの質問など、盲導犬に関する相談の受付を行い、苦情を訴えた側と訴えられた側の間に入り迅速な問題解決を図ります。

3.啓発普及事業

盲導犬をはじめとする身体障害者補助犬を使用する障がい者のアクセス権を守る「身体障害者補助犬法」が2002年に施行されています。この法律を「遵守する」という意識も大切ですが、盲導犬ユーザーが行きたい時に、行きたいところに、安心して出かけるためには、視覚障がい者や盲導犬に対する周囲の人たちの真の理解が必要です。
そのため、資料提供や見学会の開催、学校や企業などでの講演・実演などの啓発活動に取り組んでいます。センター見学会や講演会をご希望の方は、お問い合わせフォームからお申し込みください。

協会の歴史
-
- 1980年11月
- 盲導犬の育成普及を願う市民が集まり創立
-
- 1983年7月
- 京都府知事の認可を受け、財団法人を設立
-
- 1983年8月
- 「盲導犬を訓練し認定する法人」として国家公安委員会から指定
-
- 1988年3月
- 盲導犬総合訓練センター 竣工
-
- 1991年5月
- 天皇皇后両陛下のご視察
-
- 2004年3月
- 映画『クイール』 公開
-
- 2010年9月
- 内閣府からの認定を受け公益財団法人に移行
-
- 2016年4月
- 木香テラス 竣工
施設概要
| 所在地 | 〒621-0027 京都府亀岡市曽我部町犬飼未ケ谷18-2 |
|---|---|
| 設置・運営主体 | 公益財団法人関西盲導犬協会 / TEL:0771-24-0323 / FAX:0771-25-1054 |
| 年間盲導犬育成予定数 | 10~15頭 |
| 訓練センター棟 | 鉄筋コンクリート造り2階建て 826m2 (事務所・厨房・食堂・ホール・宿泊室6室・犬用医務室・犬舎) |
| 新犬舎棟 | 鉄骨平屋建て 犬室4室 94.60m2 |
| ハーネス研修センター | 木造2階建て 宿泊室3室 122.84m2 (宿泊室3室・厨房・食堂) |
| 訓練棟「木香テラス」 | 木造一部 2階建て 549.79m2 |