公益財団法人　関西盲導犬協会

パピーボンランティアさんの一大イベントというと、やはりパピーの名前をつけることでしょうか。自分たちがつけた名前で将来盲導犬として活躍することになりますから。

当協会では、パピーの名前は、兄弟がわかるように、アルファベットの頭文字をそろえてつけてもらっています。例えば、「今回の生まれたパピーたちは、Ａで始まる名前をつけてください。」といった具合です。「Ｚ」や「Ｘ」などつけにくい頭文字は欠番にしています。

パピー担当は、パピーを委託する前に、パピーボランティアさんから名前の希望を聞き、「ユーザーが呼びにくい名前でないか」、「現役の盲導犬として使われている名前でないか」など、いろいろと調べた上でＯＫか否かの返答をします。ボランティアさんが一生懸命に考えた末の名前ですから、できるだけダメだしはしたくないのですが、やはり盲導犬としてふさわしい名前、ユーザーが親しみをもてる名前であることが大切ですので、パピーの名づけは、陰ながらパピー担当が苦労するところです。

写真は、ボランティアさんに抱かれたゴールデンのパピーです。

つづく