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活動予定・報告

活動報告

2017年05月24日
協会日記314 盲導犬の性格2 (5/24)

当協会では、主にラブラドール・レトリバーとゴールデン・レトリバーが盲導犬として活躍しています。ラブラドールやゴールデンは環境への適応能力が高く、愛嬌があって、人懐っこい性格というのが特徴ですが、それが理由で盲導犬に適しているということではありません。

例えば、ラブラドールは、ショー系(ショーに出る犬)やフィールド系(狩りに使う犬)など、系統によって性格が少しずつ違います。その系統のひとつに盲導犬の系統(ガイドドッグ系)があると言われています。ラブラドールは、本来、網にかかった魚をくわえて持ってくることに使われていた犬らしいのですが、それが長い年月をかけて、ショー系、フィールド系、ガイドドッグ系など目的によって分化したようです。(私もちゃんと調べたわけでなく、専門家の人から聞いたりした話として書いていますので、正しいことは調べていただいたほうがいいと思います。)

もちろん、当協会が訓練するラブラドールたちは、ガイドドッグ系の犬になります。当協会が発足した1980年代に、イギリスの盲導犬協会から輸入したガイドドッグ系のラブラドールが当協会の犬たちの祖先となります。

写真は、ラブラドールとゴールデンが一つの犬用ベッドで寝ている様子です。
DSC_0123.JPG

つづく

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