活動予定・報告
活動報告
- 2016年10月19日
- 協会日記145 盲導犬の歩行指導4(10/19)
施設内ファミリアリゼーションが一段落してから、次は、道具の説明です。まあ、道具と言ってもハーネスとリード(引き綱)に首輪、あとは折りたたみの白杖くらいのものです。Aさんは代替者なので道具の説明はいらないくらいですが、初めて盲導犬を使用する方は首輪の付け方、リードの持ち方、ハーネスの装着の仕方など、細かく説明します。犬の首にうまく首輪を通すことや、ハーネスの前後を確認して犬の胴にハーネスのベルトを通すことなど、目が見えないとなかなか難しいものです。
写真は、盲導犬の歩行時に使う道具です。ハーネスと首輪がついたリード(引き綱)、そして折りたたみの杖(写真では袋に入っています)
ハーネスのハンドルの部分についたバッグには、「訓練中」というプレートが入っています。晴れて盲導犬になった場合には、ここに「盲導犬」というプレートが入ります。これは、身体障害者補助犬法の法律によって、補助犬にはその旨を表示するようにとの規定があるためで、当協会ではこのバックに「盲導犬」というプレートを表示させています。
つづく。