活動予定・報告
活動報告
- 2016年06月26日
- 協会日記62(6/25)
ここのところ、亀岡は何回か大雨警報が発令され、突然の強い雨や、雨が降り続いたりとすることがありました。
以前の犬舎ですと、屋根は鉄板でその下は内装材だけという防音や断熱の効果はまったくないものだったため、屋根の鉄板をたたく雨音が、犬舎内に響き渡り、その音で犬たちがそわそわすることがよくありました。
木香テラスは、防音と断熱がしっかりしているため、強い雨が降っても音が響くこともなく、犬たちはのんびりと寝ているようです。写真はその様子です。
今日はクイールの会(ボランティアの会)の方々がお手伝いに来てくださり、木香テラス内で犬のシャンプーや掃除などしていただきました。
以前ですと、犬たちが騒いだり、落ちつきがなくなるとの理由から、職員以外は犬舎にはなるべく立ち入らないようにしていました。
犬たちが騒ぐから、その環境を作らない(犬たちに経験させない)という考え方は間違ってはいないと思うのですが、人間社会で活躍する盲導犬にとっては、その考えはむしろマイナスではないのかと疑問を感じるところでした。
そのような反省から、新しい犬舎、木香テラスでは、どんどんいろいろな人たちに入ってもらって、犬たちにそれが普通の状況であることを経験させていこうとの方針にしました。
木香テラスでの生活が始まって、まだ数か月ですが、職員以外の人が木香テラスにいても、犬たちはそれほど気にせず、落ち着いているように思います。ちょっとしたことですが、木香テラスの効果が見えてきたように思います。