公益財団法人　関西盲導犬協会

先週の豪雨により、西日本を中心に各地で大きな被害が出ています。
多くの方から、「協会は大丈夫ですか？」とご心配いただきました。ありがとうございました。
協会の南側を流れる犬飼川が、６日(金）に一時、川の水が道に流れ出すほど水位があがりました。右の写真は、協会近くの橋に流木がひっかかっている状態のものです。橋の欄干で大きな木がせき止められています。いつもは静かな犬飼川がここまで水の勢いを増したのかと、自然の力には驚くばかりです。
周辺の道（特に山間部を通る国道）も通行止めになっているところがいくつかあります。今週・１４日（土）には見学会がありますが、参加される方はどうぞお気を付けてお越しください。

協会は建物にも被害なく、犬たちもいつも通りの生活を送っていますが、当協会の盲導犬ユーザーさんの中には、被害に遭われ、不自由な生活を強いられている方もおられます。他の育成団体にもご協力いただきながら対応しているところです。
豪雨は去っても、まだまだ今後も土砂災害への厳重な警戒が必要なようです。皆さまもどうぞお気を付けてお過ごしください。
このような状況加下、「視覚障がい」は本当に「情報障害」となります。ちょっとした周囲の変化、避難場所への移動など、周りの方の声かけや援助など必要なことが多くあります。被災地域の皆さまは、ご自身のことで大変な状況でおられるとは思いますが、近くにもし援助を必要としている方がおられましたら、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。