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活動予定・報告

活動報告

2017年08月30日
協会日記390 業務分担47 リタイア犬担当6(8/30)

10歳で盲導犬を引退した犬は、引退時はまだまだ元気ですが、だんだんと肉体的にも精神的にも老化が進んできます。最近の当協会の犬たちはだいたい14-16歳くらいの寿命です。なかには19歳近くまで長生きした犬もいます。これは、一般のペット犬のラブラドールやゴールデンに比べて、長寿と言われますが、それはやはりユーザーやボランティアが普段の生活のなかで、盲導犬として活躍するために健康面や生活面にとても気を配っているからだと思います。しかし、どんなに長生きな犬でも、リタイア犬ボランティアはその犬の死に向き合うときが必ずきます。その死が突然訪れることもありますが、ほとんどの場合は終末期看護を経てということになります。リタイア犬の終末期に対して、リタイア犬担当は、リタイア犬のケアとともに、ボランティアのお気持ちに寄り添いながらできるだけのお手伝いをしていきます。

写真は、亀岡のスーパーで、階段の上り下りの訓練をしている様子です。最近では、駅や店舗など、エレベーターやエスカレーターが設置され、ユーザーもそれらを利用しやすい環境が整ってきています。でも階段を利用しなければならないときもありますので、訓練士は階段の上り下りの訓練もしっかりと行います。
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つづく

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