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活動予定・報告

活動報告

2017年05月23日
協会日記313 盲導犬の性格 (5/23)

当協会に見学にいらっしゃった方や、イベントなどでお話をする機会がある方など、いろいろな人から「盲導犬は、我慢強くて、りっぱですね。」と、よく言われます。そんなときは、「いえいえ、盲導犬や当協会の犬たちは、我慢しているのでなく、これがごく自然の姿なんです。」とお返事します。

盲導犬事業が日本に定着して何十年か経ち、これまで盲導犬についての正しい情報や啓発など、絶え間なく発信し続けてきていますが、社会に根付いた間違った情報や、人々の思い込みを改善することはなかなか難しいところです。「何もしていない時には、大人しく寝てしまう犬たち」、「吠える必要性を感じない犬たち」は、訓練でそうしている訳でなく、何世代もの繁殖を繰り返した結果として、生まれながらに身についている性格なんですね。

これからしばらくは、盲導犬事業の繁殖のことについて書いて行きたいと思います。写真は、啓発の仕事ないときには、事務所で爆睡しているPR犬です。
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