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活動予定・報告

活動報告

2017年03月30日
協会日記273  JR社員勉強会12(3/30)

勉強会に参加したJR社員さんの感想(抜粋)を掲載します。
半日の短い時間でしたが、この勉強会でJR社員さんたちがどう感じたか、
新たに理解されたことなどなど、勉強会の成果が伺えます。
                 
【障害者の理解】
・目の不自由な方は、音からたくさんの情報を得られていること、
  ドアを探すときは車両を触れられて探されることが分かった。
・エスカレーターの手すりの角度で、始まりと終わりを判断されて
  いることにびっくりした。
・常に自分のポジションを知りたいと考えられており、どこに居るのか、
  なぜ待っているのか、どこに案内されているのか、私たちが見えている
  たくさんの情報が欲しいと考えてれおられるということが分かった。
【普段のお声かけ】
・盲導犬ユーザーが怖いと思われている駅に明石駅が入っていることを
  初めて知りました。その理由が同一ホームに異なる列車が行き来する
  ことでした。「早期の声掛け」が解決策だと思うので、継続して「声掛け」を
  行い不安解消につなげたいです。
【注意喚起放送、お声かけ時の対応】
・注意喚起の放送や、声かけにより止まっていただいた場合、点字ブロックの
  内側・外側等具体的にわかりやすくお伝えすることが大切であると理解した。
・緊急時は早口になりやすいが、早口になってき聞こえづらいとのことでしたので、
  放送や声かけは早口にならないように注意が必要。
・危険な時は、短い言葉で端的に、まず「止まってください」と伝えることが
  重要だとわかった。
【介助(通常時)の対応】
・社内の介助のルールは、お客様は分からないので、介助手配でお待たせ
  する時や、敷地外で介助をお断りするときは、出来るだけ理由を具体的に
  お伝えすることが必要であると感じた。
・お客様それぞれに介助してほしい内容が違うので、要望をしっかりとお伺い
  することが必要であるとわかった。
【輸送障害時の対応】
・列車が遅れているときや、列車の変更があったときは積極的なお声かけが
  重要であると理解した。
【転落時の対応】
・転落時には、我々が落ち着いて丁寧な対応を心掛けることが大切だと
  思いました。
・転落や転倒されたときは、どっちに向いているのかがわからないので、
  詳しく状況をお伝えしなければならないとわかった。
・線路上での手引きを体験して、線路上の手引きは難しいことがよくわかった。
【その他】
・このような勉強会はめったにないので貴重な経験になりました。
・盲導犬ユーザーの方と接する中で、自身の介助技術が低く的確なご案内が
  出来ていないと認識できる貴重な勉強会でした。 
・目の不自由な方と、これだけ長い時間を接することがなかった。とても和やか
  な雰囲気だったので、ユーザーさんの話を聞くだけではなくJR社員がどう考え
  ているか、どういう理由で案内をお断りしたり、乗車を待っていただくことが
  あるのかを伝えられて良かったです。
・普段できない体験ができ、意見交換会では、普段自分が正しいと思っていたが、
  対応を変える必要があると感じることを発見出来たため、大変得るものが
  多い研修でした。

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