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活動予定・報告

活動報告

2017年02月18日
協会日記240 電車の訓練 まとめ2(2/18)

国土交通省が全国の鉄道会社に対し、原則として視覚障がい者の乗車を駅員が介助するように求める方針を固めたということで、各駅では駅員による目の不自由な方へのサポートがこれまでよりは受けやすくなると思います。 駅で盲導犬ユーザーを見かけたら、常にユーザーの後をくっついて歩くわけにも行きませんので、近くにいるときにはユーザーが危なくないか気にかけてもらって、実際に危ないと感じた時には声をかける、あるいは歩きを制止するなどしてもらえばと思います。 ユーザーと離れていて自分がサポートできないときには、改札などで駅員に「ホームにユーザーさんがいるのでサポートお願いします。」と頼んでもいいと思います。 ユーザーが危険な状態になったときに、「あぶない、ストップ。」と叫んでも、誰に言っているのかユーザーにはわかりにくいので、「盲導犬の人、ストップ。」などより具体的に伝えるほうが良いと思います。でも、とっさに「盲導犬の人」と叫ぶのはなかなか難しいと思いますので、叫ぶよりはユーザーの腕を掴むなどした方が良いのかもしれません。 ユーザーもホームでは少しでも不安になったら周囲の人に援助を求める、また周囲の人から声がかかったら快く援助を受けるという姿勢も必要なことと思います。 盲導犬ユーザーと周囲の人たちが、お互いできることをしていけば、ホームでの転落事故をすこしでも減らすことができるのではと思うこの頃です。 写真は、ホームで電車に乗るユーザーとそれを見守る駅員の様子です。 IMG_0271.png 長らくホームの歩き方を書いてきましたが、ひとまずこのシリーズは今日で終わりです。また、駅やホームのことで新しい情報などが入りましたら、随時、報告したいと思います、

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