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活動予定・報告

活動報告

2016年12月27日
協会日記197 遺伝病について(12/27)

盲導犬になるためには訓練も大事なことなのですが、健康であることも同じように大事なことです。先日ブログにアップしたの眼の検査をはじめ盲導犬となる犬たちは、いろいろな検査や健康診断を行います。

とくに心がけていることはやはり訓練犬たちを生む親、つまり健康な繁殖犬を交配するということです。

ラブラドールに多い股関節形成不全と肘関節形成不全は、すべての犬のレントゲン検査と専門医による評価付けを行い、評価の低い犬(股関節形成不全の犬)を繁殖に用いないことで、現在ではほとんどの犬に関節の形成不全は出なくなりました。

また、網膜の病気である進行性網膜委縮症(PRA)や運動誘発性虚脱(EIC)など、血液検査や遺伝子診断ができるものは、積極的に検査を行っています。

これらの検査は、当協会単独で行うのでなく、他の盲導犬協会と連携して、繁殖犬から遺伝病を排除して行く取り組みを実施しています。

写真は、ゴールデンの鼻のアップです。文章とはまった関係ありません。

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