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活動予定・報告

活動報告

2016年12月12日
協会日記186 盲導犬の引退 インタビュー9(12/12)

盲導犬を伴ってのお店や病院の利用などは、まだまだ断られることがあり、協会だけでなくユーザー自信も盲導犬の啓発をしていかなければならないところです。Yさんの盲導犬の引退インタビューも終盤です。今回はYさんの奥さんからもコメントをいただきました。


F 盲導犬と暮してきたことで、「ここは変わったなぁ」とご自身で思うところがありますか。

Y やっぱり規則正しい生活ができたことかな。それが自分の健康につながっていると思う。また、会社の無遅刻と無欠勤というのも盲導犬をもったからできたこと。犬の排泄に手間取っても遅刻をすることはなかったんですが。でも、無遅刻無欠勤ってのは、やっぱり怪我をせずに歩けたことが大きいですよ。白杖での通勤だったら、たぶんどこかで怪我していたと思うから。

 かつてはジョギング、いまではその代りに盲導犬と歩くんですが、目が見えていたときと同じくらいの速度で歩けているんじゃないかな。仕事の時は通勤、仕事が休みのときには散歩をすることで健康でいられるのだと思う。

奥さん 盲導犬を持つまではいまより太っていたよね。初めて盲導犬で体験歩行したときに、犬と歩いている主人の姿をみて、目が見えているときはこんなに早く歩いていたんだと。そのときのこと、とても印象に残っています。


写真は、歩行指導中のホームでの様子です。 ホーム上で電車を待っているYさんと訓練犬です。

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つづく

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