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活動予定・報告

活動報告

2016年11月15日
協会日記167 盲導犬の歩行指導 4週目(11/15)

Aさんは代替者であるため、今回の指導期間は3週間でした。しかし、初めて盲導犬を持つ方の歩行指導は、基本的には4週間行いますので、4週目には、これまで行ってきた課題を総合した歩行、つまり電車とバスの利用を含めて、住宅地の歩行をしたり、繁華街の歩行をしたりします。

指導の後半ともなると、指導員はAさんからかなり距離をとって、危険なことが起こらない限り、Aさんに近づいて声をかけたりの指導はしません。

特に、道に迷ったときや、犬が指示どおり動かなかったり、いろいろなトラブルが起きた時に、Aさんがどのように問題を解決して、目的地まで安全に歩くことができるかを見極めます。歩行指導の最初は、Aさんや犬のためになるべく失敗しないように配慮しますが、後半はむしろ失敗からAさんが学ぶような指導にしていきます。

そして、一日の終わりにミーティングを行い、良かった点や改善すべき点などをAさんに伝え、次の日につなげて行きます。

写真はAさんが京都の観光地、嵐山の渡月橋を歩いているところです。

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