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活動予定・報告

活動報告

2016年10月27日
協会日記151 盲導犬の歩行指導9(10/27)

館内の犬との歩行と犬のお世話は、日々の宿泊のなかで必要なことなので、毎日毎日繰り返すことで、自然と身に着いていくものです。その間、Aさんが指導どおり行っているか、犬はちゃんと行動しているかなど、指導員は常に注意して見ています。

ここまでアップした歩行指導の日誌は、だいたい、歩行指導の初日から2日目の指導内容です。改めて文章にすると、とてもたくさんのことを訓練初日に指導しています。

そして、上記の指導をひと通り行った後に、いよいよ犬との歩きの指導に入っていきます。まずは、その前に犬へのハーネスの取り付け方や、ハーネスの動きの読み方、指示語の出し方などを、犬の代わりに指導員がハーネスを持って指導します。Aさんは代替者のためここは、さらっと指導するだけです。

指示語は、「ストレートゴー」(まっすぐに行って)、「ライトゴー」(右に行って)、「レフトゴー」(左に行って)、「ウエイト」(止まって)と言ったものになります。もちろん、指示どおりに犬が歩き出せば「グッド」、指示と違う動きをしたときは「ノー」の言葉がけも必要です。

写真は、協会近くのまっすぐの農道を歩くAさんと犬の後ろ姿です。

DSC_0728.JPG

つづく。

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