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活動予定・報告

活動報告

2016年09月27日
協会日記128 共同訓練の食事(9/27)

共同訓練(目の見えない方と訓練犬との訓練)は、初めて盲導犬を使う方は約4週間、協会に宿泊をして行うことが基本となります。2頭目や3頭目など、いままで盲導犬を使って来られた経験者は、2から3週間と、初めての方より訓練期間は短縮されます。

経験者の共同訓練は、これまで盲導犬との歩行や生活をしてこられた場所で実践的な訓練をすることから自宅周辺での訓練がメインとなります。そのため協会で宿泊する訓練スタイルでなく、協会スタッフがお住まいの地域に訪問するスタイルが多くなります。

今回のAさんも、盲導犬使用の経験者ということで、最初の1週間近くは協会で訓練して、その後2週目後半くらいからご自宅周辺での訓練をしていく予定です。

協会に宿泊しながらの訓練での一番の関心ごとは、やはり食事です。これは、共同訓練に限ったことでなく、私達だれでもどこかに宿泊するとき、その施設の提供する料理で気持ちが大きく左右されるものです。当協会では、しばらく前までは毎食、仕出しの弁当や宅配の冷凍弁当を提供していました。しかし、「毎食、弁当だとうんざり」ということで、協会で宿泊しながらの訓練は評判の良いものではありませんでした。

その反省を元に、最近では、共同訓練中、一日に一回は職員の手づくりの料理を提供できるようがんばっています。

下の写真は、今日の昼食のラーメンとサラダです。もちろんインスタントでなく、市販の生ラーメンに職員のひと手間かけた具材をトッピングしています。

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今日は、指導員(共同訓練担当者)や啓発担当者も交えて、Aさんと共にワイワイと楽しく昼食をとっていました。啓発担当者の足元にはPR犬が一緒です。

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つづく

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