公益財団法人　関西盲導犬協会

今日から９月、朝夕はめっきり涼しくなりました。去年、木香テラスの工事が始まったのが９月末からですので、早いものであっという間の１年でした。

今日は第２期生のゴールデンとラブの農道歩行に立ち会いました。

ゴールデンの歩きは、足の運びがどことなく優雅で、かつ人にべったりくっついて歩く犬が多いように思います（ラブっぽく強引に引っ張る犬もたまにいますが）。写真は、訓練士にべったり、じゃまなくらい寄り添って歩くゴールデンです。

一方、ラブはゴールデンに比べて足の運びが早く、人の方に関心を持ちながらも、それほど人にべったりくっついて歩くことはしません。写真はラブの歩く様子です。

全体的にはゴールデンはゆったりと歩くタイプが多く、ラブはさっさと歩くタイプが多いといったところでしょうか。そのため、ゴールデンは、高齢のユーザーや足にも障害をもっているユーザーに合っている盲導犬とも言えます。

人との関わりを言葉で表現するなら、ゴールデンは「ねぇ、ねぇ、私と遊んでよ」と甘えるような仕草で人に近づいてくるタイプ、一方、ラブは「一緒に遊ぼうぜぇ」と人を誘うように近づいてくるタイプといった感じでしょうか。

下の写真は、農道の途中でラブとゴールデンが遭遇したところです。ラブはゴールデンに向かって一直線に行こうとするので座らせました。一方、ゴールデンは伏せてラブの通過を待ちます。

つづく。