活動予定・報告
活動報告
- 2016年08月24日
- 協会日記103 二期生の初期評価2(8/24)
初期評価、昨日の続きです。
歩いて来る犬の前でジャンプ傘を上に向けて「バッ」と展開します。傘の音で驚くか否かでなく、そのような突然の行為をした人(傘を開いて立っている人)に対して、喜んで近づくか、警戒して近寄らないかがチェックポイントです。
写真は傘を開いた時の様子です。
続いて、掃除機のスイッチをオンにして、その反応をみます。だいたいの犬は、ゴーと音の出ている掃除機には、あまり近寄らないですが、そんなときでも人の声に反応するか否かなどを見ます。
写真は、犬の横で掃除機を動かしている様子です。
掃除機が終わった後に、石を詰めた缶をガラガラと振ってその反応をみます。ガラガラ音が出ているときは嫌がる犬は多いですが、振るのを一旦停めて、缶を犬に確認させたときに、缶に興味をもつか、それともぜんぜん近づかないかなどの反応をみます。
ここまで犬にリードをつけて評価してきましたが、今度はリードなしで同じ内容のことをもう一度繰り返します。リードがなく、犬がフリーになったときの反応の差をみます。
だいたいここまで来ると、この雰囲気に馴染めない犬は、リードなしにするとスペースの隅の方で固まってぜんぜん動かなくなってしまうことがあります。そんなときは、ピーピー音のするおもちゃを使ったり、声で励ましたりと、何とか犬を動かします。これがなかなか大変です。
つづく。