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活動予定・報告

活動報告

2016年07月26日
協会日記83  犬の靴2(7/26)

日中の暑い時間を避けて、早朝と日没後のアスファルトの焼けつきが少々ましな時間に訓練すればとお考えの方もいらっしゃると思いますが、協会の職員も一般企業と同様、労働基準法で8時間労働が就業規則で規定されています。それを超えると時間外労働、さらに夜10時以降は深夜労働ということになります。

協会が発足した当時は社会的にもそれほど厳しくなく早朝訓練や夜間訓練なども普通に行っていましたが、今のご時勢、我々のような職種でも職員の労働時間管理については法令順守するよう労働基準監督署からきびしく指導をされます。

たくさんの訓練士がいて、朝と夜、それぞれ違う訓練士が訓練をすれば、労働時間も問題にならないと思いますが、我々のような小さい職場では、そんなにたくさんの人を雇うこともできません。

また、訓練士も皆さんと同様、それぞれの家庭がありますので、あまり不規則な労働をする訳にも行きません。

そのような制約のなかで、犬の負担軽減を考え、訓練士は7月と8月は朝6時出勤15時退勤という夏シフトで動いています。ただ、このシフトも、木香テラスの犬たちの食餌や排泄、職員の出勤状況によって、なかなか6時からすぐに訓練スタートという具合には行きません。

犬の靴の話から少々ずれた内容となってしまいましたが、法律的な事情から、夏場でも日中に犬を訓練しなければならないことにつきまして、皆さまもご理解いただければと思います。

もちろん、そのために犬の心的、肉体的な負担を軽減するようにいろいろな方策をとり入れて行きたいと思います。

写真は、犬に靴を履かせたアップです。

DSC_1448.JPG

つづく

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