ハーネス通信は、関西盲導犬協会と盲導犬ユーザー、そして支援者の皆さんをつなぐ季刊誌です。年4回発行され、点字版、録音テープ版と紙刷り版があります(文章の内容は同じです)。ここでは、「ハーネス通信」の一部をインターネット版として掲載しています。ご意見、ご感想はこちらまで。
更新日:2011-01-05
【レストランにて】
☆ユーザーのコメント
ある日、電車に乗っていたら、たまたまマスターのお母さんと隣り合わせになりました。犬がお好きな方のようで、いろいろと話をしていると、オープンしたばかりの息子さんのレストランの前をよく盲導犬を連れた方が通られるという話になりました。レストランの場所を聞くと、私の家のすぐ近く。つまり息子さんのレストランの前をよく通っていたのは私だったのです。お店は以前、薬局だったところで、私はそこがレストランになっているとは知らなかったのです。それから散歩の帰りにお店に立ち寄らせてもらうようになりました。
あの時、電車の中でマスターのお母さんと盲導犬のことなどおしゃべりを楽しみましたが、電車が京都駅に着いた時、京都駅の一番端にある嵯峨野線に乗り換えると聞いて、「一番奥のホームだからご一緒しましょうか」と言ってくださいました。「慣れているホームなので一人で大丈夫です」と言ってお別れしましたが、そういった声をかけてくださるのは嬉しいですね。
☆受け入れ側のコメント
家族もみんな犬が好きということもあって、盲導犬を連れてお食事に来られることについては、全く気にしていませんでした
。これまでも、店内に犬がいるからと嫌がるお客さまはおられないですね。逆に、「話しかけたらダメかなぁ」とか「さわりたいなぁ」などとお話しされながら、ずっと盲導犬のことを気にしておられるお客さまはおられます。そんな時は、ユーザーの了解を得てからさわるように、ユーザーさんとの橋渡し役になったりしています。
以前に聞いた話ですが、ある子どもが親に内緒で犬を飼っていて、それが見つかり、親に「犬を捨ててきなさい」と言われたそうです。そしたらその小さい子どもが「なんで犬は人間を助けるのに、人間は犬を助けないの」って。その言葉がすごく印象的で。クーちゃん(盲導犬の名前)も人間を助けて生きててくれているし、人間もみんなが助け合って生きていけたら、そして、お互いに助け合う人間と同じような感覚でみんながクーちゃんのことを考えていけたらいいんじゃないかなと思います。
Clap dining(滋賀県彦根市開出今町1588-2)
TEL/FAX.0749-23-0803
☆街で盲導犬ユーザーに出会ったら? 【電車の中で・・・】
電車のドアの近くに視覚障がい者が立っているのを見かけたことはありませんか。駅に着いた時に電車から降りやすいように、車内の奥の方に入らずドアの近くに立つようにしているという視覚障がい者もおられます。でも、空いている席を見つけられないのでとりあえず立っている、という方もおられます。
電車やバスの中で立っている視覚障がい者がおられたら
「空いている席がありますが、お座りになりますか?」
声をかけてみてください。
更新日:2011-01-05