いえ、盲導犬に限らず、犬は色を識別することが不得意なため、信号の識別訓練は行ないません。
ではどうやって道路を渡るかというと、盲導犬ユーザーが車の音を聞いて、渡るタイミングを判断します。
例えば交差点で、目の前を車が横切っていれば、もちろん信号は赤です。
左右の車の流れが止まり、前後の車が動きだせば、ほとんどの場合、信号が青だと判断できます。
音声信号のある場合はもちろんそれを使いますが、そうでない場合も多いですから、
ユーザーにも車の音(車音)を正しく判断する訓練が必要なのです。
次に、盲導犬がどうやって信号の手前(横断歩道)で停止するかについて、下の写真を見て下さい。
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犬が信号を認識するポイントを4つマークしてみました。
盲動犬には、信号そのものではなく、歩道と車道の区別をつけるように訓練します。
1つは、犬が踏んでいる「誘導ブロック(線上のブロック)」、
2つめはその先にある「警告ブロック(ボツボツが並んでいるブロック)」、
3つめが歩道と車道の区切りの段差です。
この3つめの「段差(あるいはエプロンという、排水溝の敷設される、色の白い部分)」が、一番重要です。なぜなら、誘導ブロックのない歩道も多いからです。
そして最後に、ゼブラゾーン。これも、犬は良く見ています。
歩道がなくて(ブロックも当然ない)、ゼブラゾーンのみの場所もありますから、訓練は必要です。




